回転している2本のロール間に原料米を流して粉砕する製粉法です。
当社で最大の生産量を誇るロール製粉は、粗目の粉の製造を得意とし、この製粉法で作られた粉を使用した食品はコシが強く歯切れが良いのが特徴。
臼と杵を使用した、昔ながらの製造方法。
この方法で製粉された粉の粒度は細かく、なめらかでソフトな食感になるのが特徴です。
気流粉砕機で粉砕された粉の粒度は細かく、パン・洋菓子の分野にも使用可能。
コシが強く、歯切れの良い食感が特徴です。
玄米・精米の両方が製造可能な製法で、比較的粗目の粉に仕上がるのが特徴です。
ロール製粉・胴搗製粉・気流粉砕等の米粉をブレンドする工程。
様々な製粉法の粉をブレンドすることで、より一層お客様のご要望に近い米粉の製造を可能にしています。
もち米やもち粉に加水し、蒸したり焼いたりした後、乾燥・粉砕したものをα化米粉と
言います。
代表的なα化米粉である、道明寺粉・寒梅粉を自社製造しています。
厳選された大豆を直火焙煎し、風味豊かな「きな粉」を製造しています。
専用の粉砕機で、コーヒー豆をそのまま粉砕。
特殊製法によりコーヒー豆そのものの微粉末化を実現しました。
こだわりのあるお客様へ、変わらぬものを届け続けたい。
群馬製粉では多くのお客様のニーズにお応えできるよう、粗い粉・細かい粉・安価なものから高級なものまで豊富な種類の粉を製造しており、その製粉方法も様々です。
種類豊富な製品に共通して言えるのは、安全安心・安定した品質であるということ。
その安全安心・安定した品質の製品を、何十年もの間、変わらずに作り続けていることは私たちの誇りであり、群馬製粉の魅力であると自信を持って言えます。
私たちが作り続けているものを、使い続けてくださるお客様がいる。そのお客様が何年、何十年先も「群馬製粉の粉じゃないとだめなんだ。」と言ってくださる未来を実現するため、私たちは日々の業務に邁進しています。
工場の安定した稼働を行うための日常点検・定期保守点検はもちろんのこと、機械任せにせず体で変化を感じ取る生産技術を重要と考え、手で触る・音を感じ取る・目で見る・におい・経験による直感でトラブルを察知し、未然に防ぐ技術や能力の向上にも努めています。
さらに自身の経験や知識を次世代へと継承し、個人レベルでの人材育成に重点を置きつつも、引き続きFSSCへの取組みや衛生会議等を通じて、社内全体の食品安全意識の更なる底上げも図って行かなければならないと考えています。
こだわりのある職人さんや加工メーカーさん、日々の食事に気を遣われている全ての方へ、ずっとずっと変わらずに安心できる製品をお届けできるよう、私たちはこれからも成長を続けます。
安全安心な製品をお届けするために。
私は主に高速度粉砕機を使用した玄米粉の製造をしています。
玄米粉は加工しやすいため、様々な製品の原料に使用されています。また、栄養価が高く近年の健康志向な世の中にマッチする製品ということもあり、年々求める方が増えています。
需要の増えた製品を安定して製造できているのは、一人ひとりが工程への理解を深めており、製品が出来上がるまでの一連の管理を個人でも徹底して行えているからです。
また、安心安全な製品を安定して製造するために、常に製品の状態を確認し、高品質な製品をお届けできるよう努めています。
私が製造した粉製品をお使いいただいたお客様に「粉製品は群馬製粉だな」と言ってもらえるよう今後も様々な工程を経験し、自分自身の技術を向上させ、お客様が求める安心安全で安定した製品を作り続けて行きたいと考えています。
原料から製品へ、そしてお客様の元へと。
私が担当している精米工程では、うるち米やもち米、玄米を原料用に精米したり、販売用のもち米を製造しています。
各工程で扱う製造用の原料を作っているため、ここでミスやエラーが起きてしまえば重大な問題に繋がりかねません。
ミスを起こさないためには米を選別する機械の知識だけでなく、米自体に関する知識、扱う米の産地・年産・銘柄によって異なる選別機械の設定、そして自分の目で見て確認したその時の米の状態に合わせて機械の設定をする技術が必要です。さらに、精米された米を最終チェックすることで、常に各工程へ安心安全な原料を供給することができています。
また各工程への原料供給という製造の第一段階とも言える私たちの工程では、群馬製粉が滞りなく製品を製造してお客様の元へ送り出すため、お互いの工程の作業内容を理解し、生産・製造予定をきちんと把握すること、報告・連絡・相談など各工程間での連携を大切にしています。
私たちが生産した原料が各工程で製品へかわり、お客様の手元に届く。そして「また群馬製粉の製品を買いたい」、そう言っていただけるよう製造の土台の
部分として、これからも安心安全で安定した原料の生産をしていきたいです。